柳星の季節

トモアキ作品&ネギまメイン。まったり進行中。

ONE OUTS~異質の野球漫画~

どうもこんにちは、サイクルです。引き続きストック更新中。

さて、今回はこないだ少し触れていた甲斐谷忍先生の「ONE OUTS」について少しばかり。続きは追記からどうぞ。









○あらすじ

まずはこないだよりももう少し詳しいあらすじを…とは言えども知ってる方は多いとは思いますが(^^;)

万年Bクラス球団のリカオンズ、勝つために必要な何かを求め、「不運の天才打者」児島弘道は沖縄でキャンプをしていた。そんな時、ひょんなきっかけから出会う事になった男は特殊ルールの賭け野球「ワンナウツ」において、ストレートのみで無敗を誇る渡久地東亜。野球人である以前に最高の勝負師、そして悪漢である彼に児島は何かを感じ取る。

そんな渡久地がリカオンズに加入し、金のみを求めるオーナーに突きつけたのは一見無謀でしかない特殊な年俸制度。最悪にも見える条件の中、渡久地の計画、リカオンズの逆襲、そして真に勝負としての「野球」が始まる―!






○個人的ポイント

てな訳で個人的に気に入っている部分を。

・ギャンブル+野球

主人公の渡久地東亜は最高の勝負師です。単なる力や技術のぶつかり合いではなく、精神的な読みあい、思いもしない策、さらにはベンチ・球場外での心理戦など、ギャンブル的要素も取り入れており、両方のジャンル好きな私にはストライクでした。


・台詞

そんな勝負としての「野球」の中で出てくる数々の台詞…別にすべてがその通りだとは全く思いませんが(笑)、なかなかいい台詞、心意気が揃っていると思います。


・主人公が悪漢

大抵野球漫画はその競技の特徴ゆえにまっすぐな奴が多いです。そんな中で、渡久地は冷酷非情、相手の心を読んで追い込む天才である上に、ルールの範囲ギリギリまでを駆使して戦うという珍しいタイプの主人公。このトリックスターあってこそのワンナウツです。

ただ、悪党と言うよりは生粋の勝負師と言った方が正しい気も。とことん勝負に対して真剣である故に悪と見られているだけだと思うんですよね…格好良いですよ、かなり。


・速球

野球漫画での投手の決め球とは何だろう?そんな質問をした時、ほとんどの人は「速球」と答える気がします。しかし、この男の球速はせいぜい130km前後まで、それもストレートのみ。それなのに球界屈指の打者たちを抑え込むだけの理由がある…私の好みがあまり速球派ではないので、この辺りはとても好きです。







2巻の前書きには

あらゆる野球漫画へのアンチテーゼとしてこの作品はつくられています。
1つは、主人公のピッチャーが豪速球を投げないこと。
1つは、努力と根性が必ずしも勝利に結びつくとは限らないこと。
そして最も重要なことは、
主人公が悪党であること。


という言葉がつづられています。この考えがやはりワンナウツの根幹になっているでしょう。一風変わった野球漫画を楽しみたい、勝負事が好き…そんな人にはなかなかお勧めの漫画だと思います。

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